ひこにゃん 小話

久々にモチさんの二次創作を投下。
苦手な方、ひこにゃん妄想スレをご覧になってない方は回れ右でお願い致します。m(_ _"m)ペコリ

今日もお稽古の仕事を終えたお家元、博物館傍の自宅へ戻りＴＶを見ながらだらにゃんしてくつろいでます。
するとある番組が目に付きました。
一心不乱にＴＶに釘付けになるお家元、番組を見終えて秋子さんを呼びます。
「秋子しゃ～ん。」
「はいはい、なんですかお家元？」
「こりを見て下しゃい。」
「これですか？」
秋子さんがＴＶの画面を見るとそこに映っているのはキャラ弁の特集です。
「これがどうかなさったのですか？」
「秋子しゃん、ひこにゃんのキャラ弁を作って下しゃい！」
「へ？」

「お家元のキャラ弁ですか？」
「しょうでしゅ、ひこにゃんＴＶで見たんでしゅ。どら焼きえもんとか瓜と虎マンジュウしゃんとか世の中には色んなキャラ弁があるのでしゅ。
しょこでここは彦根のＰＲの為にも秋子しゃんの腕を借りたいのでしゅ！」
「・・お、お家元。」
「秋子しゃん！」
「わかりました。」
お家元の熱い説得の納得した秋子さん、台所へ立つとキリリと鉢巻を締めて戦闘態勢です。

「あの－－－、作るのはいいのですが、、なぜお家元までお台所に？」
「ひこにゃんは監修で見てましゅ。ささ、秋子しゃんは気にせずどうじょ作って下しゃい。」
「そうですね、お家元のご飯なのですからやはりお家元に相応しいメニューで作りたいですね。」
「ひこにゃんと言えばやわらかいお肉でしゅね。」
「はいはい。」
「秋子しゃん、ひこにゃん玉子焼きも入れてほしいでしゅ。」
「はいはい、玉子焼きですね。」
「甘いのがいいでしゅ。」
「海苔を使って・・これでいいかしら？」



「秋子しゃん、ギョニソも～。」
「わかってますよ。」

---しばらくして。
「おおっ、こっこりは！」Σ(=・ω・=)



「玉子焼きの角に海苔で出来た顔、カニカマの兜にやわらかいお肉も！完璧でしゅ！秋子しゃん！」
「ほほ、ざっとこんなもんですわｗ」
「・・・。」
「どうしたのですお家元。」
「秋子しゃんひこにゃんピーマンはリクエストしてましぇん。」



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